この記事は Apache Drill Advent Calendar 2015 の1日目の記事です。
Drill のフロントエンド(シェル)である sqlline を起動すると、プロンプトの前に短いメッセージが表示されます。
$ sqlline -u jdbc:drill:zk=local Dec 1, 2015 2:13:59 AM org.glassfish.jersey.server.ApplicationHandler initialize INFO: Initiating Jersey application, version Jersey: 2.8 2014-04-29 01:25:26... apache drill 1.3.0 "this isn't your grandfather's sql" 0: jdbc:drill:zk=local>
これはいわゆる MOTD (Message of the Day) と呼ばれるもので、起動のたびにランダムに選ばれたメッセージが出てきます。
「これはお前のおじいちゃんの時代の SQL ではない!」
あれ、SQL ってそんな古い時代からあったっけ?(笑)
さて、何度も起動してみると色々なメッセージが見られます。
"drill baby drill"
(掘れ!掘れ!)
これ、元ネタはアメリカの共和党の副大統領候補だったサラ・ベイリンが2008年から2010年頃に油田をもっと掘れ!というスローガンで使ってたフレーズらしいです。
"a drill in the hand is better than two in the bush" (どこぞの複数のツールをあれこれ求めるより手元のDrillのほうがいいよね!)
これは元のことわざとしては “a bird in the hand is better than two in the bush” で、意味は「二兎を追うものは一兎も得ず」に近いものだと思いますが、「これまで色々なソフトを使ってデータを集めて加工してたけど Drill ならこれ一つで十分だ」というような世界観を表していていいですね。
Drill を立ち上げるたびに出てくる、遊び心のあるメッセージは何とも和みますね。皆さんもどんなメッセージが出てくるか楽しみにしてみましょう!